紀子殿下、図書館で子供と交流


秋篠宮殿下 牧場視察熱心にメモ-フィンランド

 【ヘルシンキ時事】フィンランドを公式訪問中の秋篠宮妃紀子殿下は4日午前(日本時間同日午後)、首都ヘルシンキ市内の中央図書館を訪れ、地元の子供たちと交流された。

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秋篠宮妃紀子殿下はヘルシンキ市中央図書館で子供たちと交流された=4日、フィンランド(時事)

 秋篠宮殿下御夫妻はまず、同市内の国立公文書館を視察し、100年前に日本と同国が通商航海条約を批准した際の外交文書などを見学。建物の外では、歓迎に訪れた親子連れの市民から本や花束のプレゼントを笑顔で受け取られた。

 続いて御夫妻は二手に分かれ、紀子さまは市内にある最先端の小児科総合病院と中央図書館を相次いで訪問。図書館では、遊び場にいる子供たちに「何を読んでいるの?」「好きなことは何?」と英語で親しく話し掛け、同国の絵本作家らとも懇談した。

 一方、秋篠宮さまは市内の「ファルクッラ牧場」を視察。秋篠宮さまは家畜研究をライフワークにしており、ヒツジやニワトリなどをカメラで撮影したり、メモを取ったりして熱心に見て回られた。