米ニューヨーク・エリス島 「移民の玄関口」の歴史刻む


移民博物館"

NEWSクローズ・アップ

 米ニューヨーク湾にあるエリス島はかつて、自由や豊かな生活を求めて米国に渡ってきた移民たちの玄関口だった。多くの人が入国審査を受けたこの島には、移民国家としての米国を形作った歴史の1ページが刻まれている。現在、中米諸国から「キャラバン」と呼ばれる移住希望者集団が米国を目指して北上してきたことが大きな騒動を引き起こしているが、エリス島を訪れると、トランプ大統領を筆頭に多くの米国民がなぜ不法移民の流入に強い拒否反応を示すのか、その背景が見えてくる。(ニューヨーク・早川俊行)

大量入国も保たれた「秩序」


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
新規会員登録へ
ログインへ