化学兵器使用に再び軍事攻撃、不明確な米の対シリア戦略


トランプ大統領

抑止効果疑問視する声も

 トランプ米政権は13日、英仏と連携してシリアのアサド政権の化学兵器関連施設とみられる3カ所を標的にミサイル攻撃を実施した。昨年4月に続き、国際法違反である化学兵器の使用には、軍事行動で報いることを改めて示した。しかし、専門家からは、今回の攻撃ではアサド政権による今後の化学兵器使用の抑止には不十分な上、内戦状態が続くシリアに対するトランプ政権の戦略が明確でないことが指摘されている。(ワシントン・山崎洋介)


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