依然続く米国の「LGBT外交」
早川 俊行 2017/5/29 写真|北米・中南米 [会員向け]
前政権から残る外交官が主導
米国務省はオバマ前政権時代、同性愛者ら性的少数者(LGBT)の国際的な権利向上を外交政策の優先課題に位置付けたが、トランプ政権下でもその傾向が続いている。トランプ政権の人事が大幅に遅れていることで、前政権から残る外交官たちが「LGBT外交」を継続している。(編集委員・早川俊行)
LGBTへの偏見を無くすことを訴える5月17日の「国際反ホモフォビアの日」に、東欧マケドニアの米大使館は、米国旗の下にLGBTを象徴するレインボーの旗を掲揚。2枚の旗がはためく写真は、同大使館の公式ツイッターに掲載された。
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