ベネズエラ検察総長、クーデター容疑で国会議長を召喚
南米ベネズエラのサーブ検察総長は31日、国営テレビを通じて、野党指導者で反体制派の象徴でもあるグアイド国会議長に対して、「クーデターと要人暗殺を企てた疑いがある」として召喚状を出したと発表した。
検察側は、4月2日に検察庁に出頭することを求めているが、グアイド氏が応じるかどうかは不明。サーブ氏は、隣国のコロンビアで先週、大量の武器が押収されたが、武器はグアイド氏によって購入が指示されたもので、ベネズエラ国内に密(ひそ)かに持ち込まれる計画があったと主張している。
(サンパウロ 綾村悟)