仏との関係強化狙うロシア


マクロン氏とプーチン氏

 ロシアのプーチン大統領は5月29日、フランスのパリを訪問し、マクロン大統領との初会談を行った。ロシアと一定の距離を置きつつも、ロシアとのパイプを強化することで外交の幅を広げたいマクロン大統領の意向を利用し、対露経済制裁の緩和などにつなげたいところだ。一方、来年3月の大統領選に向けプーチン大統領の権威付けを進めるロシアは、25回目の「ロシアの日」を盛大に祝ったが、各地で行われた反政府デモに冷や水を浴びせられた形にもなった。(モスクワ支局)


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
新規会員登録へ
ログインへ