汚染深刻な比のリゾート地、大統領が「災害状態」宣言
福島 純一 2018/3/23 写真|アジア・オセアニア [会員向け]
下水施設なく海に垂れ流し
先月ドゥテルテ大統領は、白い砂浜で世界的に有名なリゾート地のボラカイ島を「汚水溜め」と酷評し、6カ月の期限内に汚染状況が改善されなければ同島を閉鎖すると宣言した。現地を訪れた際に砂浜がゴミだらけで、海水はリゾート施設が垂れ流す下水で汚染されており、このまま対策を講じなければ、「外国人観光客が帰りの飛行機で何度もトイレに行くはめになる」と、いずれ大きな問題を招くと指摘し、早急な対策の必要性を強調した。
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