[明日へのノート] rss

夫婦がお互いに感謝する

 このところ「平成最後の……」という言葉がよく聞かれる。先日、NHKの朝の番組で平成の30年間を振り返っていたが、その中で「夫婦で共に歩んだ30年」という、平成が始まった時に結婚した2組の夫婦(真珠婚カップル)の話を紹介…

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平成の子育てママたち

 師走を迎え、忘年会では平成30年の思い出話に花が咲く。昭和最後の年に結婚した筆者にとって、平成は家族の始まりである。  出産・育児の真っ只中(ただなか)、1991年にバブル崩壊。ママさんの再就職は容易ではなく、保育所入…

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中学受験だけの算数?

 12月も早くも中旬となり、入試を目前にした受験生は最後の追い込みに忙しいはずだ。それを見守る親御さんも気が気でない毎日を送っておられるだろう。  田舎育ちの筆者には、受験と言えば高校や大学しか思い浮かばないが、東京には…

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料理は生活の基本

 今年夏に博報堂生活総合研究所が公表した調査によると、「夫も家事や育児を分担すべきだ」と答えた夫が8割を超え、30年前の約2倍になったという。  筆者は最近、料理を始めた。「夫も家事」という時代の流れに乗ったわけではない…

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教師支える社会に

 「教育新聞」(今年8月30日付)に、「元教諭の終わらない苦しみ」という記事があった。教師になって3年目、高校でバスケットボール部の顧問をしていた教諭は、部の生徒、特に担任のクラスにいた女子生徒を厳しく指導していた。  …

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「共同養育」の視点で考える

 両親以外の祖父母、叔父叔母、兄弟姉妹、血縁のない人が子育てに関わることを“アロペアレンティング”という。米国の進化生物学者のジャレド・ダイアモンド氏がその重要性を提唱し、「代理養育」「共同養育」と訳される。  先日、養…

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安らぎ伝える母の子守歌

 よく「三つ子の魂百まで」と言われるが、実際に3歳ころのことを覚えているかと聞かれると、そんなに自信はないはずだ。幼いころの記憶は、所々残っていても、それが何歳ころかまでは分からないためだ。  筆者の場合は一つだけはっき…

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ながらスマホ禁止を

 運転免許証更新のための講習を受けた。ドライブレコーダーの解析によって分かった事故原因を解説したビデオを見た後、講師から道路交通法の改正点などの説明を受けた。  当然、自動車の安全運転のための講習だったが、講師の話で印象…

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特別支援学校を訪ねて

 先日、筆者が住んでいる市の特別支援学校を訪ねる機会があった。  市は首都圏の中でも障害児への対応が手厚い地域だと言われている。学校の待合所で待つ間、通り掛かった教師や生徒たちが、初めて会う筆者にあいさつをしてくれて、爽…

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オーダーメードの教育

 先日、近所のコンビニがいつの間にか個別学習塾に変わっていた。不登校や発達障害、心身の疾患を抱える子供や日本語が不十分な外国人児童など、個別対応を必要とする子供が増える中、一人ひとりにきめ細やかな対応ができる個別指導の塾…

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道徳の立て直しと教育

 内閣改造後の記者会見で柴山昌彦文科相の教育勅語発言に一部マスコミが噛(か)みついたが「教育勅語は全否定」という論調に共感できない人も多かろう。  柴山氏は例の発言に先立ち、自身の「戦後教育や憲法の在り方がバランスを欠い…

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健康保つ責務

 健康診断の胃のX線で「異常」を認め、内視鏡での精査が必要と出た。自覚症状はまったくないので、意外に思ったが、指示に従い、胃カメラ検査を受けた。消化器内科の医師が「じっくり診ますから、太めのカメラを入れますね」と語るので…

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乳幼児に生まれつき備わるモラル

 先日、世界乳幼児精神保健学会日本支部主催の講演会に参加する機会があった。この中で興味深かったのは、乳幼児に生まれつきの素質として三つのモラルが備わっているという話だった。  講演したアメリカの発達心理学者ロバート・エム…

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英語保育の効果は

 20年前、学童保育と言えば、ちょっと暗いイメージがあった。ところが、先週の土曜日、最寄り駅前に来春オープンするという最先端の学童保育の募集広告を見て、驚いた。充実した習い事が並び、保育と塾がドッキングしたイメージだ。 …

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数学の公式を疑った高校生

 最近、知人から高輝度青色LEDの開発によってノーベル物理学賞を受賞した中村修二カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授の高校時代の話を聞いた。  四国・愛媛の大洲高校出身の知人は中村教授と同学年で、文系と理系の違いはある…

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子供を愛せない母親

 2016年度、児童虐待で77人が亡くなったという。虐待のニュースを耳にするたびに、祖母が生前よく口にしていた言葉を思い出す。  「自分のお腹(なか)を痛めて産んだ子供を殺すとは、犬畜生にも劣る」  明治生まれで大家族の…

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中学入試にジェンダーフリー?

 先日、通勤電車に乗っていて驚いた。進学塾の日能研が、私立中学校の入試問題を紹介している広告を見てだ。  都内の私立中学の「トイレマークの“?”」という社会の問題だった。国連が定める「持続可能な開発目標(SDGs)」の中…

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学歴より学習歴の時代

 IT技術を教育に応用するさまざまな試みが始まっている。文部科学省が6月に発表した「Society5・0に向けた人材育成」では、スタディー・ログ等を蓄積した学びのポートフォリオの活用を取り上げている。  どういうことかと…

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遠くから思う故郷の夕暮れ

 数日前の朝、自宅の近くで赤とんぼを1匹見つけた。先月の猛暑が2度の台風接近で少し和らぎ、立秋(7日)を過ぎたので暦の上ではもう秋だ。この蒸し暑さももう少し我慢すれば、空気が心地よい本格的な秋がやって来る。  「夕焼け小…

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“問題児”の可能性

 米国映画『15時17分、パリ行き』をDVDで見た。監督のクリント・イーストウッドがフランスの高速鉄道内で実際に起きたテロ事件を題材に、犯人を取り押さえた米国人の若者3人を、本人役に起用して話題になった映画だ。  作品に…

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幸福感を高める教育

 最近の教育ニュースで筆者が特に印象に残ったのは、「幸福感高める教育が必要」(教育新聞7月23日付)という記事だった。自民党のプロジェクトチームが今月10日、「10年後の教育のあり方」について中間報告をまとめ、林芳正文科…

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改めて、女子大の存在意義

 お茶の水女子大学が、戸籍上の性別と心の性が異なるトランスジェンダーの学生の受け入れを決めた。この問題では米名門女子大が4年前にトランスジェンダー受け入れを決定している。早晩、日本も同様の判断を求められると思っていたが、…

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スマホ前に育みたい親子関係

 スマホやネットは使い方によっては非常に便利な、現代では無くてはならない機器となっている。だが、幼少時代からスマホ、ゲーム、テレビ・ビデオにどっぷり漬かった生活をしていると、脳の機能に悪影響を与え、思考感覚、人間関係、死…

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