ダ・ヴィンチ没後500年展
パトロール
京都渋谷区の代官山ヒルサイドフォーラムで開かれている。
ダ・ヴィンチの絵画は16点現存するが、完全な姿で残っているのは4点のみ。同大学は昨年、資料に基づき、学生と教員が共同でヴァーチャル復元に取り組んだ。同展では未完成や欠損、修復の必要がある12点を含め、16点すべてを世界で初めて完成状態で再現した。
構想していたブロンズ製騎馬像や集中式聖堂、大墳墓、さらに当時の技術では実現不可能だった発明品なども縮小模型や3DCGで紹介。旋回橋や運河用の大型掘削機、ボールベアリングの開発などを知ることもできる。絵画『東方三博士(マギ)の礼拝』(写真)の馬上の人物を担当した学生は「いい経験になりました」と語っていた。入場無料。26日まで。