コロナに明け暮れた学校 禍転じて福となせる来年に
《 記 者 の 視 点 》 学校・教育現場においても、新型コロナの影響は大きく、まさに「新型コロナに明け暮れした1年」となった。地域・学校の事情によって差異はあるものの、3月2日から4月5日まで全国で臨時休校、通常40…
コロナ禍で不法移民の国外退去が大幅減 DHS deportations plunge amid pandemic; Trump falls far short of Obama record
国土安全保障省による移民の強制退去がこの1年間にほぼ30%減少したことが23日、明らかになった。新型コロナウイルスの感染拡大によって、不法に入国する移民を発見、退去させることが難しくなっていることが原因だ。 2020…
年末は寄席も賑(にぎ)わう季節である。…
年末は寄席も賑(にぎ)わう季節である。大晦日(みそか)が近づくと、人情噺「芝浜」が聞きたくなる落語ファンは多い。ほんとにいやな新型コロナウイルス禍だが、寄席に行けばそれも笑い飛ばしてくれるのではと期待して、東京・新宿末…
観光鎖国でサバイバルータイから
地球だより タイは新型コロナウイルス封印に成功したかに見えていた。だが最近、感染者急増の趨勢(すうせい)にある。年間4000万人近くが訪問し、7兆円ほどの観光収入をはじき出すタイの観光産業の苦しみは、まだまだ先が見えな…
四国遍路と人生を考える
神仏はそばにいる 前総本山善通寺管長 樫原 禅澄氏に聞く 空海の生誕地とされる総本山善通寺の前管長・樫原禅澄さんは、四国八十八カ所霊場の第86番札所志度寺の隣にある自性院常楽寺の住職。管長時代には四国遍路世界遺産登録推…
中国製ワクチン 有効性50%以上を確認
ブラジル 偽物も出回る ブラジル・サンパウロ州政府は23日、中国の製薬会社シノバク・バイオテック社が、ブラジル国内で実施している新型コロナウイルス対応ワクチン「コロナバック」の最終治験結果に関して、有効性50%以上を確…
フィリピン 警官の親子射殺に猛批判
フィリピンのルソン島で現役の警官が、隣人の親子を射殺する残忍な事件が発生し人々の怒りを呼んでいる。被害者の家族が事件の一部始終を記録したビデオはネット上でまたたく間に拡散され、警官への迅速な処罰を求める声も強まっている…
拉致問題 一日も早く被害者帰国実現を
北朝鮮による日本人拉致問題は、今年も大きな進展は見られなかった。9月に就任した菅義偉首相は、安倍晋三前首相に引き続き、拉致問題を「最重要課題」と位置付けている。一日も早く全ての拉致被害者の帰国を実現してほしい。 菅首…
「振り返れば、新型コロナウイルスの一年…
「振り返れば、新型コロナウイルスの一年だった」の感が強い。だが「だった」と過去形で言うことはできない。現実は今後しばらく続くだろうから。当惑しながらも、例えば「都合よく未来を見通すことは困難」ということも含め、世界がい…
佐野常民と日本赤十字社の創設
拓殖大学防災教育研究センター長・特任教授 濱口 和久 西南戦争時、敵方も救護 人道精神を植え付ける契機に 日本赤十字社(以下、日赤)は、明治10(1877)年に起きた西南戦争に際し、佐賀藩出身の佐野常民が敵味方の区別な…
成果なき“北東アジア+責任共同体構想”
韓国紙セゲイルボ 政府の実質的推進意思が必要 “北東アジア+責任共同体構想”は文在寅政府の国政課題の98番目として、域内諸国との協力を通じて平和と繁栄の北東アジア秩序を実現しようとする韓国政府の取り組みだ。 同構想は…
コロナ第2波に苦しむブラジル
感染者700万人以上 失業率は14%超 新型コロナウイルスの感染「第2波」が南米ブラジルを襲っている。一時は感染ピークが過ぎたと思われたが、ここに来て1日当たりの新規感染者が過去最多を記録しており、政府と各自治体が対応…
中露機共同飛行 日米韓の再結束で極東を守れ
中国とロシアの戦略爆撃機が共同して日本海と東シナ海上空を飛行し、航空自衛隊、韓国空軍のそれぞれが戦闘機を緊急発進させた。極東で中露の軍事的な結び付きが強まっており、日本、韓国はそれぞれの米国との同盟関係を要に再結束を図…
来年度予算案に各紙社説は「膨張」「たが外れ」「野放図」など批判の連呼
◆コロナ禍で予算膨張 22日付読売「借金頼みの財政膨張は危うい」、朝日「財政規律のたが外れた」、毎日「コロナに乗じた野放図さ」、産経「財政悪化の現実忘れるな」、日経「財政規律の緩みを隠せぬ来年度予算案」、東京「膨張し過…
「砂漠には何の障害物もない。無限と、…
「砂漠には何の障害物もない。無限と、静寂とがある。座るだけで安らぎを得られる」と、フォトグラファーの小松由佳さんは著書『人間の土地へ』(集英社)で、シリアで体験した砂漠の素晴らしさを記す。 小紙で書評を書いてきて、今…


