米次期政権の外交と東アジア 日韓リモート座談会

対中圧迫 同盟国は制限的 申 米エリートが警戒感を共有 遠藤 米中協力で北圧迫は困難に 陳 現状「凍結」下で北核増強も 遠藤  陳 米大統領選挙で民主党のバイデン元副大統領が選出される状況について日本はどう見ているか。 …

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ケナンの対中・対日認識を振り返る

東洋学園大学教授 櫻田 淳 中国に疑念と不信の眼差し 日本には能動的要石の役割期待  米中両国の確執の様相が一層、第2次冷戦として定着していく現今の国際政治情勢を前にして、第1次冷戦初期の米国の対ソ連「封じ込め」政策の立…

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危機からの「復元力」、国民の目は節穴ではない

 長期政権には秘訣(ひけつ)がある。「危機」からの「復元力」を持っていることである。政権には、人生と同じように山もあれば谷もある。嵐に見舞われ崖から滑落、命を失う危険もある。コロナという得体の知れない敵に蹂躙(じゅうりん…

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米大統領選で組織的不正、ナバロ補佐官が報告書

NEWSクローズ・アップ 開票結果が覆る可能性も  11月3日に実施された米大統領選は、トランプ陣営、共和党が民主党側の不正を主張し、いまだ決着を見ていない。ナバロ米大統領補佐官(通商製造政策局長)はこれまで指摘されてき…

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選択的夫婦別姓 「家族の絆」強化こそ必要

 政府が第5次男女共同参画基本計画を閣議決定した。当初案に入っていた「選択的夫婦別氏(姓)」についてはその文言を削除しながらも「さらなる検討を進める」とした。  これに対して、導入に向け「前進だ」と自民党内に評価する声が…

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眞子殿下と小室圭さんの結婚問題で最後の抵抗を試みる新潮・文春

◆疑念の払拭を求める  今年の締めくくりは週刊新潮(12月31日・1月7日号)と週刊文春(同)が揃(そろ)って取り上げた「国民的関心事」(新潮)である秋篠宮家の長女・眞子殿下と小室圭さんの結婚問題だ。共にトップ記事である…

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政府は「グリーン成長戦略」の再生可能エネ…

大規模な洋上風力発電普及を目指す政府だが…  政府は「グリーン成長戦略」の再生可能エネルギー分野で、洋上風力発電普及の推進を明確にした。国土が狭く山間地が多いわが国では、陸上での風力発電や太陽光発電は、思ったように進まな…

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回復力を促進する「信念体系」

メンタルヘルス・カウンセラー 根本 和雄  近年、新しい生物学として「エビジェネティクス」という分野が注目されている。それは「信念の生物学」と呼ばれている新しい分野で、米スタンフォード大学医学部教授(細胞生物学)のブルー…

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イスラエル 首相続投が争点、来年3月総選挙

リクード 右派新党と対決へ  イスラエルの国会(定数120)が23日に解散した。政局が混乱する中、来年3月23日に2年間で4度目の総選挙が行われる。最大の争点は、汚職や不正の疑惑で起訴されたネタニヤフ首相の続投か否かだ。…

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英EU合意 脱グローバルへの影響注視を

 英国とEU(欧州連合)が自由貿易協定(FTA)締結で合意し、「合意なき離脱」という最悪の事態は回避された。英国のEU離脱が今後、英国経済、EU統合、さらには脱グローバル化の流れにどう影響するかを注視していく必要がある。…

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警官がBLMのデモ隊に訴訟で反撃 Police sue racial justice groups over summer violence

 デトロイト市警の警官たちが「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命は大切、BLM)」のデモ隊に対し、法廷で反撃している。デモ隊は路上での行動に責任を負っていない、との主張だ。  デトロイト市警と市当局は、人種的平等を主張…

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増える新型コロナ感染者と生活困窮者の解決を模索する「日曜討論」

◆有事となる医療現場  年末を迎え、今年1年を振り返って最大の話題は新型コロナウイルス感染であり、感染者は寒さの中でまた増加の一途をたどっている。欧米でワクチン接種が始まり、明るさを取り戻すかに見えたが、今度は英国で感染…

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冬といえば鍋物である。体が熱を求めている…

 冬といえば鍋物である。体が熱を求めているせいもあり、グツグツと煮える鍋を前にすると食欲がわく。特に、野菜の中では白菜が食感もいい。  角川書店編『今はじめる人のための俳句歳時記』には、白菜について「中国原産で、わが国に…

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「天安門」外交文書 対中融和外交の蹉跌鮮明に

 外務省がこのほど公開した外交文書で、天安門事件に関するわが国の融和外交の蹉跌(さてつ)が明らかになった。 サミットで制裁に反対  天安門事件は1989年6月4日、北京で民主化を求める多くの学生や市民を人民解放軍が虐殺し…

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豪州における親中工作 標的の社会的エリート

学界で仕掛ける思想戦  世界がコロナ禍に翻弄(ほんろう)され続けた一年だった。170万人以上の命が失われるなど、多大な犠牲を強いられた。一部の国ではワクチン接種が始まったが、コロナの猛威の中で新年を迎えようとしている。 …

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