火山大国・日本の防災対策


濱口 和久

富士山の噴火に備えよ

拓植大学日本文化研究所客員教授 濱口 和久

 鹿児島県屋久島町の口永良部島の新岳で5月29日午前、噴火が起きた。気象庁の発表によると、噴火に伴って発生した火砕流は、約2㌔㍍離れた海岸まで到着し、上空9000㍍まで噴煙があがった。

 昨年9月の御嶽山(おんたけさん)の噴火では、多くの登山者の犠牲者がでたが、口永良部島では1人の犠牲者もでなかったことは、不幸中の幸いと言えるだろう。


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