歴史的転換示す宇宙基本計画


青木 節子

安全が宇宙の喫緊課題

慶應義塾大学教授 青木 節子

 2015年1月9日、首相が議長を務める宇宙開発戦略本部が今後20年程度を見据えた10年間の長期整備計画としての宇宙基本計画を決定した。宇宙基本計画は、日本の宇宙開発利用の推進についての基本的な方針を示し、かつ、具体的な目標や達成の期間を定めつつ政府が総合的かつ計画的に実施すべき施策を規定するものである(宇宙基本法第24条)。


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