編集局 2014/3/03 Viewpoint [会員向け]
日本大学名誉教授 小林 宏晨
基本的人権の保護は、武力禁止と並んで国際共同体に現れてから既に久しい。ところで一時、シリアへの武力攻撃について、これが国際法的に許されるか否かが論議された。この問題に関わるテーマは『人道的武力干渉』である。しかも人道的干渉は、国連安保理の専権事項では最早なくなっている現実を指摘したい。
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