御結婚決まった絢子殿下、子供たちにお気遣い


久子さまと募金「全ての箱に」

 10月に結婚されることが明らかになった高円宮家の三女絢子殿下(27)は、公益社団法人「日本海洋少年団連盟」の名誉総裁を務められている。団員の募金に協力する際は、母久子殿下と共に全ての子供が持つ箱にお金を入れる気遣いを見せられたという。

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高円宮家の三女絢子殿下(手前左)と母久子殿下は、海上保安庁の70周年記念観閲式で、募金活動をする海洋少年団の子供たちに笑顔で話し掛けられた=5月19日、巡視船「やしま」(日本海洋少年団連盟のフェイスブックより)

 久子さまから2月に総裁職を引き継ぎ、5月には東京・羽田沖で行われた海上保安庁の70周年記念観閲式に海洋少年団員らと共に参加された。

 巡視船「やしま」の甲板で団員らが披露した手旗の演技に久子さまと一緒に笑顔で拍手を送られ、救助活動に必要な機材などを購入するための募金にも協力。団員の子供たちが抱える箱に紙幣を入れられた。

 その様子を近くで見ていた同連盟の事務局長青木敏博さん(65)は「四つ募金箱があったのですが、久子さまとお二人でそれぞれ2箱ずつ入れていただきました。子供たちに気を使ってくれたんだと思います」と話した。

 青木さんは「夏には、各地の少年団を視察していただこうと思っていたのですが、忙しくなりそうですね」と気遣う。その上で、「お相手は海運会社の方と聞き、われわれとの縁も深く、その意味でも大変喜んでいます」とコメントした。