愛子殿下、16歳に
高校進学、王族と英語で御懇談も
皇太子殿下御夫妻の長女愛子殿下は1日、16歳の誕生日を迎えられた。4月に学習院女子中等科から同高等科(東京都新宿区)に進学。お住まいの東宮御所では高校の課題や予習復習に励んでおり、御夫妻が招いた海外の王族らと英語で懇談されることもあった。
宮内庁東宮職によると、東日本大震災6周年となった3月11日や、熊本地震1周年の4月14日、8月の終戦記念日には御家族と黙とうされた。
女子中等科の卒業文集には「世界の平和を願って」と題した作文を寄稿し、修学旅行で広島市を訪れた体験を振り返って「『平和』は、人任せにするのではなく、一人ひとりの思いや責任ある行動で築きあげていくもの」などとつづられた。
7月には山梨、長野両県にまたがる八ケ岳での林間学校に参加し、同級生と双子山に登られた。皇太子殿下も9月に八ケ岳の天狗岳に登っており、東宮御所で一緒に林間学校のしおりを読み返されるなど思い出話に花が咲いた。9月の運動会では玉入れやドリブル競争に出場。同級生らと熱心に練習を重ねて臨んだが、1年生チームが総合4位に終わったことを残念がっておられたという。