皇太子殿下石川県入り


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皇太子殿下は石川県文化財保存修復工房で修復作業について説明を受けられた=9日午後、金沢市(代表撮影)

 皇太子殿下は9日午後、10日に金沢市で開かれる第28回全国「みどりの愛護」のつどい出席のため、東京駅発の北陸新幹線で石川県入りされた。

 午後1時半ごろJR金沢駅に到着した皇太子殿下は、まず県立いしかわ特別支援学校を訪れ、障害を持つ生徒らの体育活動や作業学習の様子を御見学。作業学習の視察では、エコバッグを作っていた生徒に「とてもきれいに、上手に作っていますね」と優しく声を掛けられた。

 続いて訪れた県文化財保存修復工房では、漆工芸品などの修復作業を御見学。修復は現状維持が基本で、欠けた部分の描き足しはしないと説明を受けた皇太子殿下は感心した様子で、「素晴らしいお仕事ですね」と関係者をねぎらっておられた。