眞子殿下がブータン御到着 、民俗伝統博物館を御視察
【パロ時事】ブータン公式訪問に出発した秋篠宮殿下御夫妻の長女眞子殿下(25)は現地時間の1日午前、民間機で同国のパロ国際空港に到着された。眞子殿下の外国公式訪問は3回目で、ブータン訪問は初めて。
先月31日午前に羽田空港を出発した眞子殿下は、経由地のシンガポールで1泊し、早朝発の飛行機でブータンのパロに到着。機内から姿を見せた眞子殿下はミントグリーンの洋服姿で、国王の妹に当たるユフェルマ王女(23)や同国政府の要人らの出迎えを受けた。
眞子殿下は年の近い王女から「カダル」という白い布を手渡されるなどして歓迎を受けた後、同国の大臣らと笑顔で握手。続いて、車で約1時間離れた首都ティンプーへ移動し、ブータンの伝統的田園生活を再現した「民俗伝統博物館」を視察された。
眞子殿下は「これは何をしているのですか」などと英語で質問されながら、鍛冶や機織りなどの実演を熱心に見学。伝統的農家を再現した建物では、台所で唐辛子をふんだんに使った料理を見て「すごく辛そう」と英語で感想を述べられ、和やかな笑いが広がった。