皇太子殿下御夫妻、リオ五輪結団式に御出席


 皇太子殿下御夫妻は3日、東京都渋谷区の国立代々木競技場第2体育館で行われたリオデジャネイロ五輪日本代表選手団結団式に出席された。御夫妻がそろって五輪結団式に出席されたのは2000年のシドニー五輪以来16年ぶり。

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皇太子殿下御夫妻はリオデジャネイロ五輪日本代表選手団結団式で、主将の吉田沙保里選手(中央右)らに声を掛けられた=3日、東京・国立代々木競技場第2体育館

 結団式には選手団のうち305人が出席。皇太子殿下はあいさつで「大会に参加される皆さんが、スポーツを通して世界各地の精鋭と競い合い、そして友好を深められることを希望いたします」と述べられた。

 式の最後に、主将を務めるレスリング女子の吉田沙保里選手が「勝負にこだわり、最大限のパフォーマンスを発揮してまいります」と決意表明すると、御夫妻は大きな拍手を送られた。

 宮内庁によると、04年アテネ、08年北京、12年ロンドンの各五輪結団式には皇太子殿下が御出席。冬季五輪結団式は秋篠宮殿下御夫妻が出席されている。