愛子殿下 高等科御卒業
来月から学習院大文学部に
天皇、皇后両陛下の長女愛子殿下(18)は22日午後、学習院女子高等科(東京都新宿区)の卒業式に出席された。4月から学習院大文学部日本語日本文学科に進学される。新型コロナウイルスの感染拡大を考慮し、両陛下は出席を見送られた。
愛子殿下は午後0時45分ごろ、セーラー服にマスク姿で登校された。報道陣から「おめでとうございます。高校生活を振り返られていかがですか」と声を掛けられると、「たくさんの経験ができ、とても楽しく、とても充実した学校生活を送ることができたと思います」と笑顔で応じられた。
宮内庁によると、卒業式では出席番号順に名前が呼ばれ、愛子殿下も「敬宮愛子」と呼ばれて起立。終了後に教室で卒業証書を受け取られたという。
ウイルスの感染拡大防止のため、卒業式は例年と異なり、中等科は午前、高等科は午後と分けて実施した。来賓や在校生は出席せず、式後の謝恩会も中止された。
両陛下は宮内庁を通じ、「貴重な経験を重ねながら様々なことを学び、楽しく実り多い日々を送ることができたと思います」とする感想を公表された。