愛子殿下、18歳に


大学進学控え充実の日々

 天皇、皇后両陛下の長女愛子殿下は1日、18歳の誕生日を迎えられた。現在学習院女子高等科3年生で、来春には大学に進学される予定。宮内庁によると、勉強を重ねつつ、運動会や文化祭でも活躍するなど、高校最後の年を充実した様子で過ごされている。

700

天皇陛下と愛子殿下は地理の話をされた=11月25日、赤坂御所談話室(宮内庁提供)

 9月の運動会では、バスケットボールを使った学年対抗のドリブル競争で中高6年を通じて初の優勝を果たし、チーム代表としてトロフィーを受け取られた。愛子さまの所属する「3年北組」は中高合同クラス別と学年別の両方で優勝し、全校のMVPに選ばれた。

 11月上旬の文化祭「八重桜祭」では、有志団体のダンス公演に御出場。愛子さまのグループは公演のトリを務め、おそろいの衣装で洋楽、邦楽合わせて5曲を軽快に踊った。公演には両陛下も足を運ばれたという。

 天皇陛下の即位関連行事にも関心を持たれ、連日報道を注視。10月22日の即位礼正殿の儀当日はテレビ中継で儀式の様子を見守られた。

 東日本大震災が起きた3月11日には両陛下と共に黙とう。8月15日の終戦の日には、全国戦没者追悼式に初めて出席した両陛下の姿をテレビで見ながら、正午に黙とうをささげられた。