子宮頸がんワクチン「自分で決める」と言うも勧奨した「every.」


◆「お祝い」接種で被害

 子宮頸(けい)がんワクチンの副反応問題が今ほど表面化していなかった3年前、市の保健センターから予防ワクチン接種の案内が自宅に届いた。当時中学1年生だった次女を対象にしたものだったが、パンフレットを読んでも接種の必要性が理解できなかった。

 その上、予想される副反応が羅列してあり、「任意予防接種に位置づけられているため、万一健康被害が生じた場合は予防接種法の被害救済対象にはなりません」(市が加入している行政措置災害補償保険の対象となる)と書いていたので、親の判断で接種させないことを決めた。


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