細川 珠生
参院選、とりあえず安倍政権信任
政治ジャーナリスト 細川 珠生 残り任期で改憲実現を 議論促進へ“譲る”度量必要 参院選挙は、その結果がいかにあれ、衆議院で多数を得る勢力が政権を担うため、政権選択の選挙ではないと言われる。遡(さかのぼ)れば、戦後にで…
「成り手不足」深刻な地方議員
政治ジャーナリスト 細川 珠生 問われる政治家の在り方 次世代の育成妨げる高齢多選 今月7日に、統一地方選挙の前半戦となる、11道府県知事選、6政令市長選、41道府県議会議員選、17政令市議会議員選の投開票が行われた。…
「大勝」という認識でよいのか
政治ジャーナリスト 細川 珠生 権力濫用の「7条解散」 実現には程遠い「国難」回避 第4次安倍内閣が発足した。トランプ米大統領の初来日、アジア太平洋経済協力会議(APEC)などの外交日程をこなし、安倍総理にとって、目下…
内容ある国会論戦を期待
政治ジャーナリスト 細川 珠生 TPPの意義を明確に 憲法改正、二重国籍問題も 連日報道される“小池劇場”に、すっかり話題を持っていかれたかのような安倍政権であるが、26日に始まった第192臨時国会では、重要テーマもあ…
真剣な憲法論議の再開を
政治ジャーナリスト 細川 珠生 「18歳選挙権」は奏功 改憲発議可能にした参院選 国政選挙で4連勝という強さを見せた安倍政権。第24回参院選も終わってみれば、ほとんど「儀式」のような選挙だった。選挙が終わり、早々に夏休…
安倍長期政権を占う3カ月
政治ジャーナリスト 細川 珠生 景気回復と憲法改正を 日本の進路考え参院選に臨め はや3回目の国政選挙となる参院選挙が3カ月後に迫っている。“3回目の”というのは、安倍政権発足後、国政選挙が3回目であるということだ。 …
国家の「実が固まる」年に
政治ジャーナリスト 細川 珠生 問題対処の諸改革必要 首相に期待したい憲法改正 「丙申」である2016年は、「形が明らかになっていく」「実が固まっていく」年という意味があるという。そうであるならば、日本という国家も、「…
盤石な第3次安倍改造内閣
政治ジャーナリスト 細川 珠生 憲法改正へ論議深めよ 国民に精神力あっての活躍 第3次安倍改造内閣が発足した。昨年12月の総選挙での圧勝、先月末の自民党総裁選での無投票再選を経て、安倍体制は、発足してから最も盤石となっ…
延長国会で国民守る議論を
政治ジャーナリスト 細川 珠生 効果ある集団的自衛権 会期制は通年制に変更せよ 1月26日に始まった第189通常国会は、6月24日までの会期を9月27日まで95日間延長することになった。今国会の最重要法案である集団的自…
地域に関心薄い統一地方選
政治ジャーナリスト 細川 珠生 結果で国政評価は疑問 地方の問題に真剣な論戦を 改めて、地方議会、地方行政の役割とは何か、国と地方の違いは何かを真剣に考えなおさなくてはならないという現状があぶりだされた今回の統一地方選…
日本の将来かけた地方創生
政治ジャーナリスト 細川 珠生 他人任せで成長できず 創意工夫を生かす「交付金」 イスラム国による人質事件に国民の関心が高まる中、第189通常国会が開会した。今国会では優先議案としての予算案の審議から、後半国会での最重…
大勝負に出た首相の総選挙
政治ジャーナリスト 細川 珠生 政治主導に要る決断力 国民の命を守る政治の使命 衆議院解散の時期をめぐる臆測は、政治の世界では常にあるものとはいえ、年末解散・総選挙がその選択肢の一つであると考えていた人はほとんどいなか…