「ユーラシア戦略」シンポ、中露が競合と協調
池永 達夫 2018/3/02 写真|アジア・オセアニア [会員向け]
まず基調講演に立った新潟県立大学の袴田茂樹教授は、「カリモフ大統領時代のウズベキスタンは綿花など資源輸出に特化していた経済だったが、ミルジョエフ新大統領は軍事産業育成路線を打ち出し、協力姿勢を鮮明にしている中国が工場建設に動いている」と報告。ロシアは中央アジアへの政治的影響力をまだ保持しており、一方の中央アジア諸国ではトップクラスに中国の影響はあるものの、国民レベルでは反中感情が存在すると指摘した。
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