編集局 2017/12/26 写真|インサイト2017 [会員向け]
元厚生省児童家庭局企画課長、元衆議院議員 大泉博子
1990年代から2000年初頭にかけて盛り上がりを見せた「男女共同参画」への取り組みは、今や完全に下火になっている。それは男女共同参画が、社会で活躍するエリート女性向けの内容で、大多数の一般家庭や地方で暮らす女性たちサイレントマジョリティーの意見を汲(く)み取っていなかったからだと思う。
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