トランプ政権、北朝鮮非核化へ「圧力と扉」
岩城 喜之 2017/5/11 写真|北米・中南米 [会員向け]
核・ミサイル開発を続ける北朝鮮に対して圧力を強めているトランプ米政権が、先月末から非核化交渉に向けた対話のシグナルを送り始めている。米政府は「圧力をかけつつ、交渉の扉を開いておく」戦略だとしているが、トランプ外交は予測が困難なため、先が見通せない状況になっている。(ワシントン・岩城喜之)
トランプ大統領は1日、ブルームバーグ通信とのインタビューで、金正恩朝鮮労働党委員長との会談について「会うことが適切なら当然会う。そうなれば光栄だ」と語った。会談は条件次第だとしたが、1月の大統領就任後、初めて北朝鮮との直接対話の可能性に言及したことから、多くの注目が集まった。
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