憲法改正は熟柿作戦、カギは民進


安倍晋三首相

 「民進党は安倍政権の間は憲法改正をしないと岡田(克也)代表は言っておられるが、それは建設的な対応とはいえない」

 参院選のすべての議席が確定した11日、自民党本部での会見で、安倍晋三首相(党総裁)は冒頭発言のすべてを経済と外交問題に費やし、憲法改正については質問に答えるにとどまった。

 今回の参院選では自民・公明両党とおおさか維新の会など、いわゆる改憲勢力が憲法改正の発議に必要な3分の2以上の議席を確保。衆院でも既に3分の2以上を保持しているため、改憲勢力が結集さえすれば国会の衆参両院で改憲発議を行える環境が整った。


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
新規会員登録へ
ログインへ