「安倍一強」の“閉塞感”打破主張?元首相にスポット当てた新潮、文春
◆角栄氏の人心掌握術
週刊新潮(12月17日号)が「再び振り返る毀誉褒貶(きよほうへん)の政治家の魅力的実像」として田中角栄元首相を取り上げている。一方、週刊文春(12月17日号)では小泉純一郎元首相が安倍政府に苦言を呈している。いまどきの政治家に“魅力”が乏しくてそうなのか、過去の輝ける政治家にスポットを当てたり、またその話を聞くことで週刊誌は何を伝えようとしたのか。
今年は田中角栄氏が他界してから22年、「二十三回忌」を機に「角栄の傍にいた人々の追憶は、幾星霜を経てなお色褪せることがない」(週刊新潮)として所縁の人々の話を載せた。
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