シリアでのイスラム国の攻撃が議論に火を付ける Syria attack inflames debate
過激派組織「イスラム国」(IS)が16日、シリアで起こした凄惨(せいさん)な自爆攻撃で、4人の米国人が死亡したほか、数人が重傷を負った。この事件は、ISを打倒したとするトランプ政権の主張をめぐるワシントンの議論に火を付け、シリアに駐留する2000人の米兵を撤退させる大統領の計画に対し、議会では改めて疑問が上がっている。
攻撃は、シリア北西部の都市マンビジュで米国とクルド人の部隊による共同パトロールを狙ったもので、米兵2人、国防総省の民間職員1人、契約職員1人が犠牲になった。マンビジュは、シリアにおける米国の作戦で訓練と兵站(へいたん)の拠点になっていた。
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