北朝鮮の核攻撃にやっと二段構え


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「米MD編入」批判避け後手に

 米韓両国は北朝鮮による弾道ミサイル攻撃に備え地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」を在韓米軍に配備すると正式に発表した。韓国の対北ミサイル防衛網はどこまで補強されるのか。ミサイル防衛をめぐり韓国は日本や中国など周辺国とどう向き合おうとしているのか。現地から報告する。(ソウル・上田勇実、写真も)

 今年1月、北朝鮮が4回目の核実験を強行した数日後、大統領国家安保諮問団の会議が招集された。この時、諮問団のメンバーから強く建議された事案が在韓米軍へのTHAADミサイル配備だった。


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