編集局 2021/3/09 写真|欧州 [会員向け]
ケルン大司教区の混乱の直接の契機は、ヴェルキ枢機卿が2017年に実施された聖職者の未成年者への性的虐待問題の調査報告書を「調査方法が十分でなかった」という理由で公表を避けたことだ。それに不満を持った信徒たちが次々と教会から脱退。ヴェルキ枢機卿は昨年、聖職者の性犯罪問題の再調査を要請、自身が任命した弁護士に調査を依頼した。その調査報告書が今月18日、公表されることになっている。
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