避けられたウィーン銃撃テロ


2日、銃撃事件を受けてウィーン中心部に展開する重武装のオーストリア警察(AFP時事)

 ウィーン銃撃テロ事件の実行犯は20歳の北マケドニアとオーストリアの2重国籍所持者だった。2018年、シリアでイスラム過激テロ組織「イスラム国」(IS)に合流するためトルコに入ったが拘束され、昨年1月にオーストリアに強制送還された。同年4月、テロ関連法違反で1年10月の禁錮刑を受けたが、同年12月に早期出所した。刑務所内での更生プロジェクトに積極的に参加し、「イスラム過激主義から決別した」と判断されたからだ。


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