新型コロナへの対応、制限緩和で試行錯誤の欧州


マクロン大統領

 フランス政府は11日から封鎖措置の段階的緩和に踏み切った。9日の保健省の発表では、過去24時間の死者数が80人と、3月1日以降で最低となったと報告した。

 しかし、8日の発表では死者数は243人増え、前日の178人を上回っていた。4月28日に5月11日からの緩和措置を発表していたフランス政府としては、思わしくない数字だった。ただ、医療施設と高齢者介護施設の死者数が4週連続で減少し、集中治療を受ける患者も減少していることから緩和に踏み切った。


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
新規会員登録へ
ログインへ