無人機利用の問題点浮き彫り オーストリア


ドローン

 無人機が登場した時、人間が直接観測できない領域をこなす手段として歓迎された。例えば、事故を起こした原子力発電所内の状況を観測するために無人機が活躍できる。また、地球温暖化を観測する手段として無人機は役立つ。その意味で、無人機は人類にとって大きな恩恵だが、同時に、それが軍事に利用され、破壊活動や殺害が遠隔操作で可能となることで、これまで以上に多くの犠牲者が出ることが予想される。いずれにしても、人類が考え出したものは常にデュアルユース(軍民両用)だ。建設的に寄与できる一方、破壊工作にも利用できる。無人機もその例外ではない。


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