北の金正恩体制 粛清重ね権力完全掌握も


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韓国自由民主研究院院長 柳東烈氏(上)

 ――北朝鮮の金正恩体制の現状をどう見ているか。

 表向きには安定しているように見える。当初、一部で憂慮されたにもかかわらず、「首領」としての権力を掌握した。周囲の側近や党・軍の幹部らに対しては恐怖政治で押さえ付け、住民には米帝国主義と南朝鮮傀儡(かいらい)が侵略してくるなどと宣伝し、持続的な戦争雰囲気を作り出すことで可能なことだ。


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