心臓移植で募金呼び掛け、難病と闘う令和生まれの0歳児


樋口ゆいのちゃん

樋口ゆいのちゃん(救う会のFacebookから)

 難病である拡張型心筋症を患い入院生活を続ける東京都豊島区の樋口ゆいのちゃん(0歳)を支援する任意団体「ゆいちゃんを救う会」(協力・日本移植支援協会)が、米国での心臓移植手術を目指して募金を呼び掛けている。

 令和元年7月生まれのゆいのちゃんは生後2カ月になる前、心不全を起こして病院へ緊急搬送された。拡張型心筋症・心筋緻密化障害の疑いと診断され、入院生活を余儀なくされている。また小児用補助人工心臓を装着しているため、病院から外に出ることができないという。

 現状のままでは脳梗塞や、脳出血、感染症などの合併症を発症する可能性があるため、早期に移植手術の待機時間が短い米国での治療を受ける必要がある。医療費や渡航費など含めた募金目標金額は3億1000万円。各地の街頭で募金活動や募金箱を設置している。

※1月15日、目標金額を達成したため募金活動を終了しました。
<ゆいちゃんを救う会>