英歴史家が捉えた対日戦争
小林 道憲 2015/5/03 Viewpoint [会員向け]
アジアの西洋への反逆
哲学者 小林 道憲
イギリスの歴史家・バラクラフは、『現代史序説』(An Introduction to Contemporary History)の中で、次のように言っている。
「ヨーロッパ諸国の植民帝国が1947年以後あいついで崩壊したのは、外からの圧力と世界政局の影響によるところが大きかった。アジアでは、イギリスも、フランスも、またオランダも、1941年から45年にかけて日本から受けた痛手から二度と回復できなかった」と。
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