琉球人民党の肩持つ新報 50年代の武装闘争を黙殺
増 記代司 2016/1/08 メディア批評|沖縄 [会員向け], [沖縄時評]
民政府の機関紙不許可は適切
「ルビンの壺」という絵をご存じだろうか。黒地の画面に白地で大型の壺(盃)が描かれているが、黒地を図柄としてみると、壺ではなく、向き合った2人の顔に見える。「若い女性と老婆」という絵もある。こちらは若い女性の横顔が老婆の横顔にも見える。隠し絵(だまし絵)だ。見方を切り替えられない人にとってはいくら眺めても片方の絵しか見えてこない。
物事を一面だけで見ていると、別の面を見落とす罠にはまる。沖縄の新聞(沖縄タイムス=以下、タイムス、琉球新報=同、新報)は読者をこの罠にはめようとしている。
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