天皇陛下御一家、那須で御静養
天皇、皇后両陛下と長女愛子殿下(17)は19日午後、静養のため栃木県那須町の那須御用邸付属邸に入られた。10日間前後滞在される。
午後1時前にJR那須塩原駅に到着された御一家は、駅前に集まった人たちに歩み寄り、約30分にわたって交流。天皇陛下は「暑い中待っていていただいてどうもありがとう」「お体にお気を付けて」と気さくに声を掛けられた。
親子連れと言葉を交わされた皇后陛下は、赤ちゃんを見て「一生懸命手を振ってかわいいですね」と笑顔。愛子さまは同じ高校3年生の女子生徒と夏休み明けの試験の話題になり、「お互いがんばりましょう」と励まされていた。
その後、御一家は愛犬「由莉(ゆり)」と御用邸敷地内を散策。愛子さまは記者に「高校生活最後の夏休みを満喫したいと思います」と話された。