眞子殿下、ビスカラ大統領を表敬 ペルー
移住者受け入れに謝意
【リマ時事】ペルーを公式訪問中の秋篠宮家の長女眞子殿下は11日、首都リマの大統領府にビスカラ大統領を表敬訪問し、「日系の方々がペルーで大事にされていることを感じました。日本からの移住者をペルーが受け入れてくださったことに感謝します」と述べられた。
ビスカラ氏は「日系の方々がいろんな分野で活躍されていることをうれしく思う」と話した上で、技術・経済協力や考古学分野での日本の貢献に謝意を示した。
続いて行われた大統領主催の昼食会で、眞子さまは「長年にわたり、多くの人々によって培われてきた友好関係が、これからも末永く続いていきますことを願っております」とあいさつ。スカッシュに似た競技「パレタフロントン」でペルー王者だったというビスカラ氏は、日本テニス協会の名誉総裁を務める眞子さまに「次に来られる時はテニスを一緒にしましょう」と話し掛けられた。
眞子さまはこの後、市内のホテルで在留邦人の代表や国際協力機構(JICA)のボランティアらと懇談。日本から遠く離れた地での労をねぎらわれた。