皇太子殿下、「みどりの愛護」式典に
石川県を訪問中の皇太子殿下は10日午前、金沢市の「兼六園周辺文化の森」で開かれた第28回全国「みどりの愛護」のつどいに出席された。
緑に水色の線が入ったネクタイ姿の皇太子殿下は「貴重な緑と、その緑を源とする清らかな水を守り、さらに新たな緑を創り出し、育てていくためには、多くの人々がその大切さを理解し、幅広く運動に参加することが重要です」とあいさつされた。
皇太子殿下は式典の後、会場近くの「本多の森公園」で記念植樹された。
同日午後、金沢市の金沢城公園内にある「玉泉院丸庭園」を視察。続いて白山市の「千代女の里俳句館」を訪れ、江戸時代に活躍した女性俳人、加賀の千代女に関する展示や俳句教室の様子などを見学された。教室に通う地元の人たちと「俳句を始めてどうですか」「物の見方が変わってきますか」と言葉を交わされる場面もあった。
皇太子殿下は同日夕、小松空港発の民間機で帰京された。