Date archive for 4月, 2019
存在感増す反北組織「自由朝鮮」
北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄で2017年にマレーシアで殺害された金正男氏の長男、金ハンソル氏の身柄を保護したとされる反北組織「自由朝鮮」が金正恩体制の崩壊を目指すと宣言し、関心を集めている。北朝鮮大使館を襲撃…
対照的だった日米企業
地球だより 先日、文在寅大統領が就任後初めて韓国駐在の外国人企業家たちと懇談した際に米国のある古株企業家がこんな話をしていた。「1年くらい前までは米国の親戚や友人から、いつ戦争が起きるか分からないので早く帰っておいでと…
護衛艦「いずも」改修論に一言
元統幕議長 杉山 蕃 対潜ヘリ運用に制約も 強襲揚陸艦の建造も検討を 1月の当欄で、F35B戦闘機の導入を前提にした、「いずも型」ヘリ搭載護衛艦(DDH)の改修に関連し、短距離離陸・垂直着陸戦闘機(STOVL)、強襲揚…
トルコ統一地方選、エルドアン政権に打撃
首都アンカラ市長選で与党敗北 トルコで3月31日に行われた統一地方選の投開票が行われた。首都アンカラの市長選では、中道左派の最大野党、共和人民党(CHP)のヤワシュ候補が当選。エルドアン大統領率いるイスラム系政権与党、…
新元号「令和」、誇り持って新しい御代へ
新しい元号が「令和」に決まった。天皇陛下が新元号を定める政令に署名され公布された。皇太子殿下が新天皇に即位される5月1日に施行される。新しい御代への理想と祈りを込めた新元号の決定を喜びたい。 出典は国書の「万葉集」 …
「言葉狩り」への抵抗
昨年秋、東京都内にある私立の中高一貫校の理事長から、文化祭への招待を受けた。生徒たちが知恵を絞った、さまざまな出展に交じり、「父母会」による絵や習字の作品展があった。「保護者会」を使う学校が一般的になっている中で、父母…
数字を水増しして大仰に報じ「民意」を演出する沖縄地元紙のトリック
◆警察発表やめさせる 「詭計(きけい)。奸策(かんさく)。ごまかし。たくらみ」。トリックを広辞苑で引いてみると、こうある。沖縄の地元紙を読んでいると、ついトリックという言葉が浮かんでくる。うっかり真に受けようものなら、…
わくわくする期待感とともに、固唾をのんで…
わくわくする期待感とともに、固唾をのんで次の御代の元号の発表を待った人も多かったであろう。新たな元号「令和(れいわ)」は645年の「大化」以降、248番目となる。出典は「万葉集」で、日本の元号の典拠が日本の古典(国書)…
恥ずべきブレナン元CIA長官
アメリカ保守論壇 M・ティーセン ロシア疑惑で「共謀」主張 国民の信頼への裏切り モラー特別検察官は「トランプ陣営またはそこに関連する何者かが、ロシア政府と共謀、連携した事実を発見できなかった」。この問題に関して、釈明…
「征韓論」より「制韓論」を
過去にも、日本と韓国の関係が「危機的状況だ」と評されるような険悪な状態を招いたことが何度かある。しかし、今回は、立て続けに日本を刺激する言動を韓国が採ったこともあって、各種雑誌や新聞テレビにも、刺激的な激しい意見が登場…
世界を揺るがす中国経済の大失速と日本経済への影響を特集した2誌
◆28年ぶりの低水準に 中国経済の減速が止まらない。中国政府は今年1月21日に2018年の国内総生産(GDP)を前年比6・6%増と発表した。これは17年の6・9%増を下回り28年ぶりの低水準となった。経済減速の背景には…
中国、海上コンテナ・ミサイル開発
貨物船に搭載し偽装 中国は、貨物船に搭載される海上コンテナから発射する新型の長距離巡航ミサイルを製造している。米国防当局者が明らかにした。これにより、中国が運用する貨物船が戦艦に転用され、国外の商業港がミサイル基地とな…
後半国会、将来見据えた骨太の議論を
一般会計総額が過去最大の101兆4571億円となる2019年度予算が成立し、国会は後半戦に入った。 対決姿勢強める野党 19年度予算は、10月の消費税率10%への引き上げに伴う景気対策として、キャッシュレス決済向けポ…
きょうから新年度。小中学校だけでなく、…
きょうから新年度。小中学校だけでなく、高校、大学もおしなべてきょうから始まる。4月1日から翌年3月末日までが会計年度となったのは1886年のことで、英国のそれに合わせた。 生活上は会計年度も暦の上の年度(1~12月)…