新孤立主義に向かう米新政権
チャールズ・クラウトハマー 2017/2/01 コラム|北米・中南米 [会員向け]
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー
立て続けに大胆な大統領令を出し、挑発的な閣僚指名を行い、トランプ大統領に疑念を抱いていた保守派も刺激を受けている。しかし、就任演説の主要部分を占めた厄介な問題が記憶から消えることはない。
革新的な宣言というものは注目されるものだが、演説の外交部分にはほとんど注意が向けられなかった。演説は、第2次世界大戦後守られてきた米国の国益の定義を大幅に見直すものだ。
...【全文を読む】