編集局 2016/7/21 コラム|山田寛の国際レーダー [会員向け]
先日、リオ五輪選手団壮行会で、森喜朗・東京五輪組織委員長が「国歌を歌えない選手は、日本代表じゃない」と苦言を呈した。朝日新聞のコラム「天声人語」は「国を背負わされることで失われる豊かさがある」と批判し、「国境を忘れるほど」競技自体を楽しもうと呼びかけた。
壮行会でいまさらこんな苦言が出るのも、それが批判されるのも、日本だけだろう。
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