原油下落は米国にとって好機
チャールズ・クラウトハマー 2015/1/13 コラム|北米・中南米 [会員向け]
社会保障税の削減を
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー
【ワシントン】私は32年間、原油への課税の強化を主張してきた。今回も望みはほとんどないがドン・キホーテのごとく、やりで巨人に挑んでみたい。
ガソリン税増税の提唱を検討できるのは、原油価格が安値で安定しているときしかない。6年前にガソリン増税を提唱した時は、原油は1バレル40㌦だった。110㌦まで再び高騰し、現在は48㌦ほどだ。それとともにガソリン価格はこの3カ月間に1㌦以上下落し、現在は1ガロン(約3・7㍑)約2・20㌦だ。
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