交通トラブルで警官と兵士が銃撃戦


地球だより

 日本で社会問題となっている、あおり運転などの交通トラブル。ここフィリピンでも都市部は慢性的な渋滞でストレスは募るばかりで、ついカッとなった運転手同士が暴力沙汰になることも多い。

 日本との違いはこのようなトラブルに銃が頻繁に登場することだ。このほどマニラ首都圏で警官と兵士が路上で銃撃戦となり、兵士1人が死亡し警官2人が負傷する事件があった。

 当初は犯行の動機が不明だったが、道路に設置されている監視カメラの映像を調べたところ、銃撃戦の前にそれぞれバイクに乗っていた兵士と警官2人が交通トラブルをめぐり、路上で激しい口論になっていたことが判明。

 兵士は仕事で国軍本部に向かうため現場を離れたが、警官2人が追跡してきたため曲がり角で待ち伏せし警官に発砲。警官2人は被弾しながらも反撃し、兵士を射殺した。

 銃社会のフィリピンでは、小さいトラブルでも銃が使われることが非常に多い。治安を守る警官や兵士が私怨で発砲するなど言語道断だが、頭に血が上ったフィリピン人男性は非常に短気になりがちだ。ここで暮らす外国人はこういったケースを踏まえ、できるだけトラブルに巻き込まれないように心掛けることも重要だ。

(F)