新政権の親北路線に厚い壁
高永喆 2017/5/12 コラム|高永喆の半島NOW|韓国・北朝鮮 [会員向け]
今回、野党「共に民主党」の文在寅候補が政権交代を実現した背景には、大型客船「セウォル号」の犠牲者に対する「弔い選挙」、また元秘書室長として自殺した盧武鉉元大統領の「弔い選挙」を演出し扇動した側面があった。
セウォル号事件は修学旅行する高校生たちの海難事故であるが、それを通して格差社会に対する中間層と庶民層の不満を煽り、就職難に不満を抱える若者たちも巻き込んだ。さらに、支持率を上げるために国民の反日感情を煽りながら、日韓慰安婦合意の見直しと竹島(独島)問題をうまく利用した。
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