チャールズ・クラウトハマー 2017/3/22 コラム|北米・中南米 [会員向け]
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー
「主は与え、主は奪う」というが、政府にとってはそれほどたやすくはない。例えば2000万人に医療保険が与えられれば、国民はそれを受け取るが、自己負担だ。これは政府からの補助のどれにも当てはまる。特に医療保険にはぴったり当てはまる。いったん整えた全国的な医療保険制度を廃止する西側民主主義国家がないのはそのためだ。
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