安定性を欠くトランプ外交
編集局 2017/3/01 コラム|北米・中南米 [会員向け]
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー
トランプ大統領の外交政策の中心には、大変な矛盾がある。一方には、経験豊かで、判断力があり、伝統を守る人々がいる。米国で1945年以降守られてきた主流派の国際主義の中に完全に納まっている。メンバーは、国務省、国土安全保障省、中央情報局(CIA)のトップ。その上、マティス国防長官、マクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)もいる。そのうちの誰もが、実際にヒラリー・クリントン政権にいても、まるで違和感がない。
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