平和を守れぬ憲法9条讃歌


竹田 五郎

脅威に囲まれている日本

軍事評論家 竹田 五郎

 独立国として憲法制定は、国民の意志により自主的に制定されるべきであり、独裁者の意思のみで、まして他国の強要によって制定されるべきではない。自衛権すら放棄しようとするかのような憲法前文及び戦争の放棄(9条第2項)は、「芦田修正」を無視すれば、保護国を自認するものである。共同通信世論調査(2月)によれば、新安保法に反対は減少したとはいえ、なお38・1%もある。これは、戦後教育による国民の「平和ボケ」に原因があるだろう。


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